会社を辞めたい、連休明けが辛い、それは成長の証であって、特に恥じるべき感情ではない。人事からフリーランスになって、伝えたいこと。
ああ、また明日会社か。憂鬱だな。というか一日だけいって休みなら、いっそのこと明日休みにしろや。
ああ、もうお正月も終わりか。なんでこんなに休みの日が終わるのって憂鬱なのかな。
ボーナスでてるし、80万くらいあるから、やめても3ヶ月は暮らせるよね。
辛いですよね。
僕もそんなこんなで10年間、仕事をしてきたので、めっちゃわかります。
でも、会社を辞めたいのって、そんなにネガティブなことですか。
人事10年やってきた身からすると、それは成長のサインだと思います。
実は僕は、去年に会社を辞めました。
今年からは人事コンサルタントとして、新たなフィールドで戦うことになったのです。
ちなみに、転職ではなくて、開業届を出して、自営業です。
今回は、会社を辞めたいと思うことは、恥じゃないということを人事目線から伝えさせていただきます。
1.実は人事の仕事が嫌いで、新卒のときは、毎日、隠れて泣いていた。
僕は営業職になりたくて、サラリーマンになりました。
でも、配属されたのは管理本部人事部でした。
入社試験の成績が最上位だったから、人事部という理由でした。
別に学歴は明治大学の法学部なので、世間的には下の方の大学の出身です。
人事の仕事って、基本的に正解がないから、自分で覚えていくしかないんですよね。
毎日、指導もされずに放置されたので、とにかく自分で覚えるしかありませんでした。
分厚い本を読んで労働法規の勉強をひたすらしたり、労務顧問の弁護士に話を聞きに行ったり、とにかく必死でした。
それでも、なお、追いつかない。
社員5800名分と連結子会社5000名分の給与計算に社会保険、所得税の計算だけで疲弊しました。
仕事つまらねぇ。ていうかそんな採用基準で採用するんかい。おなかに毒が溜まる日々。
2.なんで仕事を辞めたいのかが分かったのは、人事10年目の夏。
10年ほどが経過して、なんで俺は会社を辞めたいんだろうか、とかいろいろ考えました。
そこで、あることが分かってきました。
ああ、俺、人事って仕事は嫌いじゃない。ただこんな社員を脅して解雇したり、気軽に社員と話も出来ないような仕事はしたくないな。自分でお金稼げたらすぐ辞めるのにな。
ああ、でも、日本の社会はそもそも、転職したい人には冷たい社会だよ。
でもね、一個だけ特技があったな。
企画書書くのはうまいってめちゃくちゃ褒められている。
じゃあ、WEBライターやってみよう。
で、ランサーズとクラウドワークスで、WEBライター始めたんですよ。
そしたら、ランサーズオブザイヤーに呼ばれそう。
んで、顧問として、1時間15,000円で呼んでくれるところが見つかっちゃった。
辞めるならいましかないでしょって。
飛び込むことにした。
結局、組織の中では貢献することに限界が来たから辞めたんだよ、会社って。
3.結局、嫌だいやだと思ってやってきた人事10年の経験が、理想を実現させてくれている。
なんだかんだ、辞めたいと思うほど、真剣に思い悩んでやった仕事は、結局は身を助けている。
会社を辞めることは、ネガティブなことじゃない。
組織の中で貢献できることに、限界が来たら、飛び出せばいいと思う。
あなたは真面目なのだ!長所以外、何者でもない。
明日からも辛いけど、一緒に乗り切っていきましょう。
以上
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