【内定辞退したら怒られるの!?土下座させられるの?】内定辞退電話メールのマナーと人事を怒らせない内定辞退の極意を人事歴10年が解説!

「内定を貰ったけれど、正直、もっと行きたい会社があるから辞退したい。人事に死ぬほど怒られるのかな」

「内定辞退をしたら人事に土下座させられたりカレーをぶっかけられたりするって本当なの?」

内定辞退を考えると罪悪感でいっぱいになりますよね。

結論から言うと内定辞退をしても怒られたり土下座させられたり、カレーをかけられたりすることはありません。

私はこれまで約10年間、上場企業~ベンチャー企業まで4社で人事採用担当者を勤めてきました。

人事とは会社の顔であり、その会社の看板です。

学生が内定辞退するたびに怒ったり、傷害沙汰を起こしていたら何度も人事は逮捕されることになります。

企業の犯罪リスクを減らすために存在するコンプライアンス部門が犯罪行為をしていったいどうするんですか。

ただし、あまりにも辞退の方法が悪いと印象は悪くなります。

この文章を読めば、人事を怒らせない内定辞退の方法を理解することができ、気持ちよく就活することができます。

内定辞退の方法で迷っている方は、最後まで読まないと、一生後悔を抱えたまま生きていくことになりますよ!

内定辞退の都市伝説はすべて真っ赤な嘘

「内定辞退をしたら喫茶店に呼び出されてカレーを投げられたり、罵倒を浴びせられたりするらしい」と怖い噂があります。

そんなことする人事、まずいません。

インターネットの発達した現代、そんなことをしたらみんなの就職活動日記などに書かれて拡散されたら逮捕されます。

内定辞退の都市伝説は嘘だと人事として明言しておきます。

【要注意!】内定辞退して後悔はないか。内定辞退の後に再応募は出来ない!

内定辞退をするのは全く悪いことではないですが、一度内定辞退をすると、再度会社に応募することができなくなります。

人事をやっている身からするとにはケチな話だな、こんなんだから人事はダメなんだよと思いますが、一度辞退すると再応募できないので慎重にしましょう。

究極は内定をキープしておいて、入社2か月前までに本命の企業以外は切ってしまうという方法を採ることが賢い就活戦略だといえます。

内定辞退は電話かメールどっちがいいの?素直に電話しよう

内定辞退をするときは絶対メールは辞めておき、電話でしましょう。

理由として、電話で辞退を伝えないと誠実さを感じないという年配者が人事部には多いためです。

人事部にいる若手はそこまで気にしないですが、50代を超えた偉い人が基本的に在籍する部署が人事部なので、できれば電話で伝えて下さい。

電話が誠実さが一番伝わりますから。

内定辞退の電話するのに良い時間

内定辞退の電話をする場合は、人事採用担当者の負担のない時間帯にするようにしましょう。

朝一番の朝8時や9時は朝礼・お昼の12時から13時は昼食時間で休憩に入っています。

おおむね14時から15時くらいまでの相手に精神的・時間的な余裕のある時間帯に電話しましょう。

内定辞退で手書きの手紙は有効

内定辞退で手紙は非常に有効な手段であるといえます。

これも出来れば手書きで書きましょう。

ワープロ打ちの味気ないものよりも、手書きが年配者に手紙が好かれます。

内定辞退の理由は嘘をつかない

内定辞退の理由は嘘をつかないようにしましょう。

会社名は答える必要はありませんが、他社に内定が決まったと伝えれば十分ですね。

内定辞退はいつまでにすればいい

内定式の準備期間等を考慮して、2か月前には辞退を伝えるようにしましょう。

早ければ早いほど良いです。

内定辞退を思い立ったら速攻で連絡するようにしてください。

内定辞退は転職の場合も同様に

内定辞退をする転職組の方も、新卒の場合と同様にしてください。

内定辞退を内定承諾後に出来るのか

内定辞退は極論をいえば入社2週間前であればいつでもできます。

労働契約法で内定状態は会社側からは取り消しできないが、労働者(学生・転職希望者)からであれば入社2週間前であれば内定辞退出来るようになっています。

参考:Wikipedia 民法627条一項

https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC627%E6%9D%A1

内定辞退の会話例

内定辞退をするときに会話例がないと不安でしょう。

そこで書いておきます。そのまま読み上げましょう。

学生「お世話になっております。わたくし就活大学4回生の就活圧勝野郎と申します。人事部の採用太郎様はいらっしゃいますか」

総務「人事の採用太郎ですね。わかりました。お待ちください」

人事「人事の採用太郎です。お電話いただきありがとうございます。ご用件をお伺いできれば幸いです」

学生「実は、内定辞退をさせていただきたいと存じております。」

人事「そうですか。分かりました。他社でのご活躍をお祈り申し上げております。」

学生「では、失礼いたします。」

内定辞退のメールの例文

内定辞退のメールも勉強しておきましょう。

件名:内定辞退について

○○株式会社人事部採用担当者○○様

お世話になっております。

○○大学4回生の○○と申します。

先日は内定を頂きましてありがとうございました。

大変申し訳ございませんが、内定を辞退させていただきたいと考えております。

お時間を割いて頂いたにも関わらず申し訳ございませんが、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

○○大学4回生 ○○○○

内定辞退したあとの呼び出しはどう対応したらいいの

筆者は10年ほど人事をやってきましたが、内定辞退後に呼び出しをしたことはありません。

ぶっちゃけこれも都市伝説の部類に入ると思っています。

仮に内定辞退をして呼び出されても内定辞退の意思を伝えてあるので、行かなくても問題ありませんね。

内定辞退にならないために大切なこと

内定辞退をしないために大切なことは、出来るだけ自分にマッチした会社の求人を最初から受けることです。

出来れば第一志望群の企業をしっかりと狙い、就活をするようにしましょう。

以下のような手段が有効です。

・自己分析を徹底して行い、何をしたいのかを理解する

・企業分析を表面上のデータだけではなく会社に出向くなどして情報を手に入れて行う

それぞれについて解説します。

自己分析を徹底する

自己分析を徹底するようにしましょう。

自分の少年時代から大学生時代に至るまでの経験をすべて紙に書き起こします。

そして、記憶に残った出来事から自分自身が最もモチベーションがアップした瞬間を書き起こしていきましょう。

企業分析を表面上のデータだけではなく会社に出向くなどして情報を手に入れて行う

企業分析を徹底的に行いましょう。

出来れば会社に出向くなどして、生のデータを手に入れましょう。

就活に時間を割けない忙しい人が絶対に使うべきキャリアチケット

「そんなこと言われても自己分析もできないし、会社に出向いて企業研究なんて忙しくてしている時間なんてないよ」という学生さんは多いです。

そこで、人事としておすすめなのはキャリアチケットです。

キャリアチケットは新卒専門の就職エージェントとして唯一無二の存在であり、無料で活用できる上に、自己分析支援や企業分析を行ってくれます。

時間を節約しつつ、しっかりと自分の適性と合った求人を紹介してもらえますので、就活に割く時間がない、内定辞退というストレスのかかる状況を回避したいと考えている方は、絶対に活用するようにしてください。

自分に合った1社にいくことができれば、それで就活は無事に終わりにすることができます。

キャリチケットで、自分に合った一社から内定を確実にとり、就活を終わらせるようにしましょう。



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