新卒で入った三菱を3年目で辞めてベンチャー転職して人生台無しになった話
「もうこの会社も3年か。なんか嫌なところが見えてきてしまって転職したい」
「もう3年も経つのに、なかなか仕事についていけない。苦しいし、同僚や上司がどう思っているか分からない」
とりあえず3年は我慢すると決めて、いままで頑張ってきましたね。
時には眠れない夜を過ごしたこともあるでしょう。
3年目に転職をするかどうか、非常に悩みますよね。
私はこれまで約10年間、採用担当者を経験してきました。
3年目の転職に成功するコツは、ずばり、転職した先の生活を理解できるかどうかです。
新卒で入社して、これまでの経験でも、「会社に入社したらゴールではない」ということは理解できていると思います。
筆者も3年目転職をしているのですが、もっとはやくコツを知っていればと後悔する日々です。
この文章を最後まで読めば、3年目の転職で成功するコツを知り、失敗を防ぐことができます。
3年目の転職で迷っているあなたは、最後まで読まないと、一生、後悔しながら仕事をすることになりますよ!
【超重要!】3年目転職の落とし穴。辞める必要は本当にあるの?
せっかく安定した大企業にいるのに、ベンチャー企業のキラキラした求人広告に脳を洗脳されていませんか。
筆者も実は上場大企業人事(正社員1万人)→アグリテック系ベンチャー(社員50人)に転職した経験があります。
結論からいうと、半年で離職しました。
大企業は仕事スピードが緩やかで、人間関係は辛くとも、定時退社などを徹底されていました。
一方で、ベンチャーの仕事のスピード感はマンパワー不足もあり、苛烈さを極めました。
憧れだけで大企業からベンチャー企業に転職するのは避けるようにしましょう。
3年目の転職で得られる3つのメリット
3年目の転職で絶対にチェックしておくべき3つのメリットがあります。
・人間関係を一新できる
・他の会社の仕事のやり方を知ることで、本当に仕事が出来る人材になれる
・本当の意味で、孤独に耐えられるようになる
それぞれについて解説します。
人間関係を一新できる
転職すると経営者や同僚ごと変えられます。
嫌な会社を辞める瞬間は、「これが本当の自由なんだ!」と実感できます。
他の会社の仕事のやり方を知ることで、本当に仕事が出来る人材になれる
他の会社の仕事のやり方を知ることで、実力がつきます。
同じ会社の同じやり方以外の新しい発見があり、四苦八苦しながらも実力がついていきます。
本当の意味で、孤独に耐えられるようになる
転職すると、同期がいません。
愚痴る相手もいません。
そうした孤独に耐えることで仕事の力が身につきます。
3年目の転職で絶対に確認しておくべき3つのデメリット
3年目の転職で絶対に確認しておくべき3つのデメリットがあります。
・職場異動で解決できないか
・転職先の業界の実情を知っているか
・給与ダウンしてもやりたいことか
それぞれについて解説します。
職場異動で解決できないか
職場異動で解決できる悩みは、人事に嘆願書を送るなどして、異動を申し出ましょう。
人間関係が嫌だ、残業時間が長すぎる、仕事に興味を持てないなど、異動で解決できるケースもあります。
コツとして、いきなり課長に話を切り出すのではなく、ゆっくりと普段のコミュニケーションの中で「あの部署の仕事がしたい」と話しておくことです。
直属の上司に言うのが難しいなら、異動したい先の上司と昼食をとったりしましょう。
転職先の業界の実情を知っているか
筆者がベンチャー企業転職で半年で撤退したのと同じく、イメージだけで業界を選ぶのは避けるようにしましょう。
ベンチャー気質を謳っている企業は非常に忙しいです。
また、中小企業から大企業に転職するケースでも、大企業は冷淡な部分もあるため、中小企業ほど経営者や同僚と近い距離で仕事をすることが少なくなります。
実情を知るために会社見学は行くようにしましょう。
給与ダウンしてもやりたいことか
3年目で転職となると、第二新卒枠などで転職することになります。
そうなると、初任給スタートになることが圧倒的に多いです。
本当にいまの給料よりも下がってでもやりたいことは確認するようにしましょう。
3年目転職で女性のキャリアはどう変わる
筆者が10年間の人事経験の中で、実は女性に対して警鐘を鳴らしておきたいことがあります。
それは、女性ほど、3年目転職で営業職やエンジニア職などの実績を出せる仕事をしておいたほうが良いということです。
仮に現在、総務や人事、経理といった管理部門系の職種でキャリアを積んでいる方は、出来るだけ数字の見える部門である営業や企画、エンジニア職種にいくべきです。
理由としては、会社を産休や育休などで休んだ際に、実績があると元のやりがいのある仕事に戻れる可能性が非常に高いためです。
実際、人事として産休明けの女性社員と面談している際、配慮をして「経理職で定時上がりの部署に異動しますか」と聞いた際「いえ、企画営業で仕事したいんです!」と強く要望があり、数字を出していたため、復帰できたケースが5件以上ありました。
数字を残せる部署に転職を検討するのは、女性3年目のキャリアでは非常に良いですよ!
【人事的な意味で伝えたい】とりあえず3年の意味
とりあえず3年はコスト回収をしたい会社が考えていることです。
企業は3年間かけて新卒に1000万円近いコストをかけて育成します。
そのコストの回収が終わるのがおおむね3年程度ということです。
また、採用する会社側としても【3年頑張ってきたから、経験職種なら即戦力だ!】と喜ばれます。
ただし、命を落とすようなブラック企業(残業100時間オーバー当たり前)のような環境は3年持たなくても大丈夫です。
それだけ働いていれば、企業はコストをとっくに回収しています。
3年働く本当の意味とは、己を磨くことにある
3年働く本当の意味として、己のスキルアップのためという意味もあります。
何もできないまま会社を辞めてしまっても、それでは転職先でも同じように仕事で辛い思いをするためです。
より良い会社で仕事をするために、会社を踏み台にするという考え方を持ってください。
私も新卒時代、仕事が出来なさすぎてよく家で泣いていましたが、10年も経験すると、分からないことはほとんどなくなっています。
3年人事を経験してようやく、自分なりの仕事の筋の通し方などを覚えることができました。
経験は力なり!
仕事についていけない3年目の方は、それこそ転職で新天地を目指せ!
仕事についていけない3年目の方は、それこそ、転職で新天地を目指してください。
なんだかんだいって、仕事には適性というものがあります。
筆者も10年間の人事経験の中で、転職や職場転換で活躍するようになった方を見てきています。
具体的には、以下の要素があれば、転職を検討してもいいでしょう。
・営業職なのに売れない
・事務職なのに計算ミス多発
・開発なのに図面が読めない
上記のように、そもそも仕事に必要なことがなかなか頭に入っていかない、実績がでないケースは、転職や配置転換すると解決ことがよくあります。
営業職で全く売れない社員は、総務に異動したところ、社員のサポートが楽しいと結局、長く勤めています。
事務職なのに計算ミス連発や開発なのに図面が読めない方は、営業職にいくと水を得た魚のようにお客さん周りを楽しんでいます。
もしも大企業ではなく、配置転換などの異動がないケースでは、転職を検討するのもありです。
3年目の転職なら、いい就職ドットコムへ
最後に、人事歴10年の筆者が本当に役に立つ転職エージェントを紹介したいと思います。
いい就職ドットコムです。
このエージェントは、非常に親身になってくれるだけではなく、ブラック企業求人を排除する姿勢を一貫しています。
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