【採用担当者歴10年が教える】第二新卒での転職が甘いし簡単な理由を徹底解説!

「第二新卒で転職を検討しているけど、甘いのかな」

「第二新卒は早期離職扱いで、転職するのは難しいってほんとかな。現実は甘くないのかな」

と気になりませんか。

結論から言えば、第二新卒での転職は厳しいどころか飛びぬけて甘いです。

なぜなら、中途採用者枠にも関わらず、ポテンシャルで採用される余地が残っているためです。

例えば、通常であれば中途採用者には経験要件と言って経験に見合った仕事ができないと即座に落とされてしまう傾向にあるのに対して、第二新卒枠は特に絶対に経験がなければならないという経験要件がありません。

例えば第二新卒以外で経理や総務などの事務職系の求人に中途採用で応募しようとすれば、経験3年以上の要件を要求されますが、第二新卒であれば1年間社会人として営業の経験があれば採用されることも多いということです。

ただし、本記事を最後まで読み第二新卒が甘いと言われている真の理由を知らなければ一気に甘くない厳しい現実に直面する可能性があります。

また、甘い転職を実現するためにはいい就職ドットコムという優良エージェントを活用しましょう。



いい就職ドットコムはフォロー体制万全のため、入社後も安心です。

筆者はこれまで約10年間、採用担当者を経験し、500名以上の第二新卒の方を面接してきました。

この記事を読めば第二新卒の甘い転職の実態について知ることができ、自信をもって転職することができます。

第二新卒の転職が甘いのかどうか気になっている方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。

目次

【採用担当者歴10年の結論】第二新卒の転職がハッキリ言って甘く易しい3つの理由

「第二新卒の転職はなぜ甘いと言い切れるの」と気になりませんでしたか。

結論から言えば筆者が約10年間、採用担当者を経験してきて、明らかに他の中途採用者よりもスキルが低くても第二新卒だけは高い内定率を誇っていたためです。

大企業も中小企業、第二新卒の内定率は高く、以下の理由から採用基準が甘くなります。

・第二新卒の転職が甘い理由1:ポテンシャル採用

・第二新卒の転職が甘い理由2:マナーがあれば採用される

・第二新卒の転職が甘い理由3:職歴を深く問われない

それぞれについて解説します。

第二新卒の転職が甘い理由1:ポテンシャル採用

第二新卒の転職が甘くなる原因として、ポテンシャル採用の側面が強いことがあります。

第二新卒はまだ25歳未満の若者を採用することになるためです。

また、職歴も3年未満で潜在能力を見てポテンシャル採用で数を集める必要性があります。

新卒の退職者補充や、会社内での人事異動で足りない部分、若手不足の部門への拡充のためにも第二新卒はなくてはならない存在となっています。

第二新卒の転職が甘い理由2:マナーがあれば採用される

第二新卒の転職が甘い理由として、マナーがあれば採用される点にあります。

なぜなら、第二新卒は新卒入社した企業ですでに新卒者向け研修を終えており、マナーがあると判断されるためです。

マナーがあれば採用されるということは新卒で研修を受けた人には全員、チャンスがあるということです。

企業側は研修コストを省いた上で若い戦力が手に入るため第二新卒を切望しています。

なお、資金力豊富な大手でも研修費カットを狙っています。単にお金のない中小企業だから上記のような採用基準となるわけではありません。

第二新卒の転職が甘い理由3:職歴を深く問われない

第二新卒の転職が甘い理由として、職歴を深く問われず、かなり幅広く経験が評価されるという現実があります。

通常、中途採用者を採用する場合にはコストパフォーマンスを優先するので募集職種の経験者を採用することになるためです。

中途採用するからには即戦力性が一番と通常はなるはずですが、第二新卒に限定すると全くそのような現象がおこりません。

「じゃあなんで第二新卒の転職が甘くないなど様々なうわさが流れているの」と気になりませんか。

次は、第二新卒の転職が甘くないと言われている理由について解説します。

第二新卒の転職が甘くないと言われているのは転職市場が分かっていないから

「なぜ第二新卒の転職が甘くないと言われてしまうの」と気になりませんか。

第二新卒の転職理由が甘くないと言われているのは転職市場が分かっていないためです。

日本は少子高齢化現象に悩んでいる上、これまで氷河期世代を採用してこなかったため、基本的に若者事態はずーっと10年ほど不足しています。

第二新卒の転職が厳しいわけがまずないんですね。

次は、若手不足が深刻化している2022年問題について解説します。

第二新卒採用が甘くなる2022年問題と少子高齢化社会の限界

第二新卒の採用が甘くなる根本的な理由として、2022年問題があります。

2022年問題とは人事部員なら誰でも意識している少子高齢化問題の中の現象の一つです。

日本は生産人口が減っていくため2022年までに若者を採用して確保する必要性があります。

日経新聞社では、以下のように解説しています。

参考:日経新聞 新卒採用に「2022年問題」 若手つなぎ留めに企業躍起

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD072YQ0X00C22A1000000/

新型感染症の大流行などがありましたが、結局のところ若手が不足している現状は変わりません。

新卒採用した人材をつなぎとめようと必死になったところで、必ず3割の若者は3年以内で転職するため、第二新卒採用で穴埋めするしかないというのが現状です。

「面接は甘くても採用後は厳しくされるのでは」と不安になりませんでしたか。

次は、第二新卒の転職後の甘さについて解説します。

第二新卒の現実は甘いし、転職後も歓迎される

第二新卒の現実は甘いし、転職後も基本的に歓迎されます。

なぜなら、まだ若手のためです。

仕事上の実力もこれから伸ばせばいいという考え方のため過度に厳しく指導されることは少ないです。

次は第二新卒の需要が高いことを裏付けるデータを紹介します。

第二新卒の需要が高い理由2つ

「本当に第二新卒って甘いのかな」と疑う方もいると思います。

しかし、実際にデータを見れば納得できます。

具体的には、以下の2つのデータを紹介します。

・新卒は30年間以上変わらず3年以内に3割辞める

・既卒よりも第二新卒は有利

それぞれについて解説します。

新卒は30年間以上変わらず3年以内に3割辞める

厚生労働省の発表する学歴別3年以内離職者のデータによると、20年以上変わらず約3割の大卒新卒が離職しています。

参考:厚生労働省 学歴別就職後3年以内離職率の推移

https://www.mhlw.go.jp/content/11650000/000845627.pdf

実に3割という巨大な数字、3分の1が一生無職のままでしょうか。そんなわけないですよね。

筆者は3年経過前に辞めている人材を第二新卒という言葉が流行する前から採用しています。

つまり、ずっと昔から第二新卒と呼ばれる早期離職者は存在していて、一定数以上の需要があったということです。

はっきりいって激甘の採用市場といっていいでしょう。

既卒よりも第二新卒は有利

第二新卒と近い言葉に既卒があります。

既卒は職歴なしで新卒就職を出来なかった人材であり、第二新卒は正社員職歴ありの人材です。

既卒よりも第二新卒は有利であり、採用需要があります。

なぜなら、第二新卒は一度はどこかで正社員採用された実績があるためです。

既卒も増加しているため相対的にかなり強いです。

次は、第二新卒になったら人生終了という大きな嘘について解説します。

第二新卒は人生終了なのか?門前払いもあるのか

第二新卒は人生終了ではありません。

なぜなら、これまでも解説したように20年前から需要があったためです。

心配しなくても門前払いという企業は減少しています。

それよりもどこから内定を獲得するのかを考え抜きましょう。大手企業にも転職できます。

【第二新卒で大手入社は無理なのか?】採用担当者歴10年が伝えたい第二新卒で大手に行く方法。

第二新卒は中途扱いであり特に大変ではない

第二新卒は中途採用扱いであり、特に大変ではありません。

むしろ新卒採用活動よりも早期終結するため楽です。

20代の転職活動は3か月以内に終わることがほとんどです。

「第二新卒のメリットってなに」と気になりませんか。

次は、第二新卒のメリットについて解説します。

第二新卒の甘いメリット

第二新卒には大量のメリットがあります。

なぜなら、第二新卒は若手なためまだまだ会社での成長余地があるためです。

上記の理由から採用基準が3年以上経験者よりも圧倒的に緩くなります。

第二新卒の甘いメリットとして、以下のメリットがあります。

・第二新卒の甘いメリット1:採用基準が甘い

・第二新卒の甘いメリット2:志望動機が甘くても大丈夫

・第二新卒の甘いメリット3:業種と職種を変えることが可能

それぞれについて解説します。

第二新卒の甘いメリット1:採用基準が甘い

第二新卒は採用基準が甘々です。

通常の3年以上経験者と比較すると圧倒的な甘さがあり、それほど経験を問われず、しかも年齢が若いため伸びしろへの期待があるためです。

かなり甘い基準で採用されるため、3年我慢するより優遇される可能性があります。

例えば、通常の求人枠で経理の実務経験が3年以上必要というような企業でも第二新卒枠での採用となった瞬間に、将来性を加味しての採用に切り替えるため「正社員としてどこかの企業で1年経験したらOK」という甘い基準に生まれ変わります。

これほどのメリットは他の採用枠では滅多に起こりません。

第二新卒の甘いメリット2:志望動機が甘くても大丈夫

実は第二新卒は志望動機が新卒ほど深くは問われません。

なぜなら、志望動機よりも研修をしっかり受けてきたか、もう離職しないためにどんな行動をこれからするのかのほうが重視されるためです。

将来性で採用される傾向にあり、そこまで深く志望動機を何度も練り直す必要性がありません。

例えば経験者枠での応募を考えた場合「なぜその仕事を選ぶのか」など会社を選んだ動機に加えて仕事の選択基準にも質問が及ぶので2つの練りこまれた志望動機が必要となります。

一方で、第二新卒の志望動機は会社に対する志望動機がメインであり、新卒よりも少しレベルの高い志望動機が書ければOKとなります。

第二新卒の甘いメリット3:業種と職種を変えることが可能

業種と職種を変えることが第二新卒は可能です。

なぜなら、第二新卒は過去を深く問われないためです。

例えば経験3年以上の人材はこれまでどのような仕事をして何をもって貢献できるのかを根掘り葉掘り聞かれますし、ハードルが高いです。

一方で第二新卒は、これからどんなことをしたいのかを重要視されての採用となり、業種と職種を大胆に変えることができます。

職歴が3年以上になるとなかなか業種を変えることが難しくなるためおすすめです。

「デメリットも少しはあるんでしょう」と気になりませんか。

次は、第二新卒の甘くないデメリットについて解説します。

第二新卒の甘くないデメリット

「第二新卒の甘くないデメリットってなに」と気になりませんか。

具体的には、以下のデメリットがあります。

・安易な気持ちでも転職できてしまう

・すぐにまた辞める可能性がある

・最初1年間は給与が低い可能性が高い

それぞれについて解説します。

安易な気持ちでも転職できてしまう

第二新卒のデメリットとして、安易な気持ちでも簡単に転職できてしまう点があります。

なぜなら、企業からの採用需要が高いためです。

若者を企業は率先して採用しがちですから、あまり覚悟もないまま転職してしまう可能性があります。

すぐに転職できるからまた転職しようとする第二新卒が存在することがデメリットです。

簡単に第二新卒で他の企業に正社員で転職することは可能ですが、再度の転職はおすすめしません。

しかし、次でも説明しますが、20代のうちは3回程度転職しても正社員での再就職は可能です。

すぐにまた辞める可能性がある

第二新卒で転職すると、またすぐに辞める可能性があります。

第二新卒は簡単に転職できてしまうためです。

また辞めても何とかなるだろう考えで転職してしまうことで職歴が短期職歴だらけになる可能性があります。

ただ、20代なら3回程度転職しても正社員になれるため大きなリスクではありません。

なぜなら、企業社会全体が人手不足な状態となっており、20代なら正社員で採用したいと考える企業が多いためです。

我慢できるならした方が良いですが、需要自体が高いので第二新卒で1回くらい転職失敗しても大きな社会的ダメージはありません。

最初1年間は給与が低い可能性が高い

第二新卒のデメリットとして、転職後の最初1年間は給与が低い可能性があります。

なぜなら、第二新卒は前職での勤続年数が加味されない可能性があるためです。

1年間の昇給が5,000円程度の企業であれば2年で転職したとして1万円ほど給与が低い可能性があります。

ただし、企業によっては前職の勤務年数を考慮してくれる可能性があります。

求人票を良く確認してみましょう。

次は企業視点からの第二新卒を採用するメリットとデメリットについて解説していきます。

企業が第二新卒を採用するメリット

企業が第二新卒を採用するメリットとして、以下のメリットがあります。

・教育コストを500万円以下に抑えることができる

・若手の人材を安価で採用できる

・企業のカラーに素直に染まれる人材を入社させることができる

それぞれについて解説します。

教育コストを500万円以下に抑えることができる

企業が第二新卒を採用するメリットとして、教育コストを大幅に下げることが可能な点があります。

なぜなら、新卒社員を雇用すると3年間で1,000万円以上かかると言われるコストが第二新卒ならば半分の500万円に下げることが可能なためです。

最もコストのかかる期間である最初の新卒1年間を耐えてきていれば、新人研修もいりません。

第二新卒には500万円以上の価値があるということです。

若手の人材を安価で採用できる

若手の人材を安価で採用できるという点が、第二新卒採用で実は大きなメリットです。

なぜなら、若手人材の紹介に特化した転職エージェントであるいい就職ドットコムや、ウズキャリ、ジェイックなどの転職エージェントは若手人材を1人頭100万円以下の紹介料で紹介しているためです。

100万円以下が以下に破格の数字なのかは以下の数字を参考にしてください。

・dodaやリクルートエージェント、JACリクルートメントなどは紹介料35%くらいで、年収400万円の人材を雇用すると130万円以上の採用経費がかかります。

・有名なリクナビNEXTやマイナビ転職などは採用できても出来なくても、1か月で50万円くらいかかります。採用できなければ何度も求人広告を打つことになるため最終的には100万円以上かかることも良くあります。

筆者は人事を長く経験していますが、これだけ紹介料が安ければ応募者も企業側も気兼ねなく応募できると思っています。

企業のカラーに素直に染まれる人材を入社させることができる

筆者は採用担当者を10年近く経験していますが、第二新卒者は会社に素直に染まれる人が多いです。

反対に年齢が高くなり30歳以上になると一気に会社に染まることが難しいと思われる人材が出てくるため、採用が難しくなります。

企業の色に素直に染まれる第二新卒は柔軟性があり採用担当者にとっては安心できる存在なんです。

企業側視点で第二新卒を採用するデメリット

企業が第二新卒を採用するデメリットとして、以下のデメリットがあります。

・能力面では職種3年経験者に劣る傾向にある

・ポテンシャルのみにフォーカスして採用せざるを得ない

・人事制度上の処遇をどのようにするかが実は難しい

それぞれについて解説します。

能力面では職種3年経験者に劣る傾向にある

第二新卒者は能力面では職種3年経験者に劣る傾向にあります。

なぜなら、圧倒的に実務経験が足りないためです。

ただし、それを承知でポテンシャル採用しています。

ポテンシャルのみにフォーカスして採用せざるを得ない

第二新卒者はポテンシャルのみにフォーカスして採用せざるを得ない傾向にあります。

そのため、実は仕事能力が飛びぬけて現段階で高いと思われる第二新卒よりも素直さのある第二新卒の方が採用されます。

あまり実力のない人が思わぬ形で大企業に採用されてしまうなど、少し違和感のある採用市場ですね。

人事制度上の処遇をどのようにするかが実は難しい

人事制度上の処遇をどのようにするかが実は難しいのです。

なぜなら、第二新卒者の職歴をどこまで勘案して給料を決定するのかの人事規定が曖昧な傾向にあるためです。

会社によって1年分の昇給分を足して初任給設定するかなど、常に揺れ動いています。

次は、第二新卒で辞めることが全く甘えではないと人事が断言できる辞めるべきタイミングについて解説します。

新卒3年以内で辞めることが甘えではないといえるケース3つ

新卒3年以内で辞めることが甘えではないと断言できる辞めるべきケースは以下の3つです。

・残業が多い
・やりたい仕事ができた
・未来が見えない

それぞれについて解説します。

残業が多い

残業が多い会社を辞めたいというのは当たり前のことです。

なぜなら、残業をするとリフレッシュする時間が取れずうつ病などになりかねないためです。

残業が平均して月40時間以上あるような会社は辞めたくなって当然です。

やりたい仕事ができた

やりたい仕事ができたというケースでも、仕事を辞めたくなるのは当たり前です。

なぜなら、やりたい仕事があるという状況下では、目の前の仕事に打ち込むことができないためです。

第二新卒は職種を変えることが可能なため、思い切って辞めましょう。

未来が見えない

仕事をしていても未来が見えず将来性がない会社で働くことは避けましょう。

第二新卒はまだ若いためです。

貴重な若い時間を不平不満を溜めて過ごすことは避けましょう。

コラム:何をしていようと批判する人はする。開き直れ!

周囲の意見を気にする若者が多いですが、何をしていても批判する人は批判します。

なぜなら、自分にとって少しでも気に食わないことがあれば人は文句をつけるためです。

周囲に振り回されるのではなく己の意見を持ちましょう。

第二新卒採用は甘いが、対策3つをやるともっと甘くなり成功する

第二新卒の採用は職歴3年以上経験者と比較すると圧倒的に甘いという現実があります。

しかし、中には落ちてしまう人も存在します。

そんな方に採用担当者歴約10年の筆者がおすすめしたいのは以下の対策をすることです。

・マナーがしっかりしていることを全力でアピール

・あふれるモチベーションをアピール

・職務経歴書はシンプルイズベストを貫け!

それぞれについて解説します。

マナーがしっかりしていることを全力でアピール

第二新卒の方が企業から求められていることは、最低限のマナーがしっかりと習得できていることです。

なぜなら、企業が第二新卒を雇用したいと考えているのは、その新卒採用の研修費用を下げたいというところにあるためです。

そんな難しいことではなく敬語や尊敬語、謙譲語が正しく使える、メールの頭分に「お世話になっております」をつけるなど基本ができていればOKです。

そんなことができることが大きな差になるのですよ。

あふれるモチベーションをアピール

溢れるモチベーションを全力でアピールしてください。

新卒入社した会社を辞めたいと思ってしまうほど、転職先の御社には魅力がある仕事があるんです。

だからこそ、全力でモチベーションをアピールすることができるのです。

あなたしか伝えられない転職先への魅力を存分に語ってください。

職務経歴書はシンプルイズベストを貫け!

職務経歴書はシンプルイズベストを貫きましょう!

短い文章を書き、伝えたいことをしっかりと伝えられるようになることがベストです。

工夫して職務経歴書は書きましょう。

次は周囲から第二新卒が甘いと言われてしまう理由について解説します。

第二新卒が甘いと言われてしまう理由

「なぜ第二新卒で転職しようとすると甘いと言われるの」と気になりませんか。

その原因は以下の3つです。

・マナーが固まっていない1年未満転職

・志望動機が甘い

・就労意欲が低いと思われることもある

それぞれについて解説します。

マナーが固まっていない1年未満転職

マナーが固まっていない1年未満転職は批判を受けやすいです。

なぜなら、1年未満ではほぼマナーやスキルが身についていないと判断されてしまうためです。

最低でも1年は新卒入社した会社を続けましょう。

ただし、うつ病など精神的に辛い場合は無理せずに辞めることがおすすめです。

志望動機が甘い

志望動機が甘いという理由で第二新卒は落とされがちです。

第二新卒はポテンシャルと意欲が重要視されるため、志望動機が甘い第二新卒を多く見てきた面接官や社会人からするとあまりやる気を感じられないのでしょう。

志望動機を固めて対策すればそれで問題なしです。

就労意欲が低いと思われることもある

第二新卒は就職後3年以内に会社を辞めているため、就労意欲が低いと思われることがあります。

なぜならすぐに会社を辞めているため、この先仕事を長く続けられるか疑問視されてしまうためです。

しっかりと勤続を続ける意思を持ち、自己アピールするようにしましょう。

人事コラム:第二新卒で転職すべき人、しない方がいい人

第二新卒で転職すべき人と、しない方がいい人って実は明確です。

・転職すべき人は新しい会社で自分を試したい人

・転職しない方がいい人は、自己分析が甘い人

それぞれについて解説します。

転職すべき人は新しい会社で自分を試したい人

転職すべき人は新しい会社で自分を試したい人です。

なぜなら、転職することで第二新卒は新しい世界で活躍することが可能なためです。

第二新卒の特権的メリットとして、新卒同様に未経験業種と職種を狙える点があります。

どうしてもやりたい仕事がある人は迷わず転職しましょう。

転職しない方がいい人は、自己分析が甘い人

転職しない方がいい人は、自己分析が甘い人です。

なぜなら、自己分析が甘いと良い会社に行けなくなる可能性が高いためです。

自分がどうなりたいのかも決めずに転職することはとても危険なことですし、まず内定が出ません。

まず自己分析を徹底し、転職するかどうかを決定しましょう。

石の上にも3年?いまの人事は在籍年数で人事評価していない

筆者が人事になった11年前には「石の上にも三年論者」が人事部にもウヨウヨいました。

しかし、もう2022年現在、そんな考え方は大企業中小企業問わず化石のようなものです。

意味ありません。

採用した人が短い期間でも活躍してくれたら、それは会社にとって勤続年数関係なく利益があったとみなすという考え方の人事部員が増加傾向にあります。

もうそんな昔の概念にかじりつくよりも、さっさと自分のやってみたい仕事をやるべきでしょう。

次は、第二新卒が転職を成功させるために重要なポイント3つを解説します。

第二新卒で転職を成功させる重要なポイント3つ

第二新卒で転職を成功させるために重要なポイントとして、以下の3つがあります。

・最低1年は在籍してマナーを固める

・転職にベストな時期である2月8月を狙う

・転職エージェントを使う

それぞれについて解説します。

最低1年は在籍してマナーを固める

第二新卒はできれば最低1年は在籍してマナーを固めましょう。

転職後に早期に戦力化できると判断されるためにはマナーを固めることが重要なためです。

採用担当者に戦力化が出来ると判断されるようにマナーを固めてください。

転職にベストな時期である2月8月を狙う

転職にベストな時期である2月8月を狙うことが実は重要です。

第二新卒の補充タイミングは4月からの戦力強化に向けて採用を活発化させる2月と、新卒で辞める社員が出る8月となっているためです。

筆者は人事を約10年間経験していますが採用数が増える時期は例年変わりません。

転職エージェントを使う

最も重要なことは転職エージェントを活用することです。

なぜなら、転職エージェントは様々なアドバイスをしてもらえるだけではなく、面接日程予約や給与交渉などをしてくれるためです。

絶対に転職エージェントは活用しておきましょう。無料で活用できるため1円もお金はかかりません。

ところで、「どうすれば甘い転職を実現できるの」と気になりませんでしたか。

甘い転職を第二新卒が実現するための方法を次は解説します。

第二新卒が甘い転職を実現させるために重要なことは転職エージェント活用

「第二新卒が甘い転職を実現するためには何が必要なの」と気になりませんか。

結論から言えば、転職エージェントを使えば早く転職できますし、良い企業を探せます。

なぜなら、転職エージェントは以下のような徹底的なサポートをしてくれるためです。

・志望動機や自己PRを考えてもらえる

・書類作成・送付や面接日程調整をしてもらえる

・面接対策もバッチリ

・入社後フォローもある!

それぞれについて解説します。

志望動機や自己PRを考えてもらえる

転職エージェントは志望動機や自己PRを考えてくれます。

転職エージェントは客観的に見た強みをしっかりと捉えて一緒に志望動機や自己PRを考えてくれるためです。

なかなか自分ひとりでは企業の採用担当者の心に響くような言葉を考えることは難しいですが、転職エージェントと一緒なら楽に作成することができます。

書類作成・送付や面接日程調整をしてもらえる

転職エージェントは書類作成や書類送付、面接日程を調整してくれます。

転職エージェントに2枚、履歴書と職務経歴書を登録すればあとは提出代行してくれますし、日程調整もエージェントが転職志望先の企業と調整してくれるためです。

かなり便利で在籍中の転職にも使えます。

面接対策もバッチリ

転職エージェントは面接に通りやすい受け答えの方法を教えてくれます。

なぜなら、転職エージェントは紹介企業で内定が出た人材の傾向を把握しているためです。

どのように答えれば内定が出やすいかを熟知しているため効率よく転職できます。

入社後フォローもある!

若者向けの転職エージェントは入社後フォローが充実しています。

なぜなら、途中で辞められると収益にならないためです。

ちょっとした愚痴や企業の改善して欲しい点を伝えると採用担当者に改善のアドバイスをしてくれることもあります。

「どこの転職エージェントがおすすめなの」と気になりませんか。

次は、採用担当者歴10年の筆者が教える優良転職エージェントを紹介します。

甘い転職を実現するために活用すべき転職エージェント

甘い転職を実現するためには以下の転職エージェントがおすすめです。

・【絶対おすすめ】いい就職ドットコム

・ウズキャリ

・ハタラクティブ

それぞれについて解説します。

【絶対おすすめ】いい就職ドットコム

第二新卒向けの転職エージェントではいい就職ドットコムが絶対におすすめです。

筆者も採用担当者時代にいい就職ドットコム経由で第二新卒採用をしていましたがフォローが良く、内定率が高かったためです。

若者の気持ちが分かる担当者が多く在籍しているため、まず登録しましょう。


ウズキャリ

ウズキャリは第二新卒の中でも特に営業職に特化した転職エージェントです。

明るい応募者が多く、営業職志望者はぜひ登録してみましょう。

大阪支店はかなり元気のある支店でした。



ハタラクティブ

ハタラクティブは未経験者前提求人が多く、第二新卒に適したエージェントです。

特にIT系などクリエイティブ系を志望している方は活用してみましょう。



「第二新卒で転職したいけれど気になることがたくさんある」と気になっていませんか。

次は、第二新卒の質問でよくある質問について解説します。

第二新卒のよくある質問Q&A

筆者は約10年間採用担当者を経験してきましたが、以下のような質問をよく受けました。

具体的には、以下のような質問です。

・第二新卒で大手に行くことは可能なの?

・人事部に第二新卒で転職する方法はあるの?

・第二新卒の転職で結婚のタイミングはどうなるの

・第二新卒の末路はどうなの

・第二新卒扱いされる期間はいつまで?

それぞれについて解説します。

第二新卒で大手に行くことは可能なの?

第二新卒で大手に転職することは可能です。

詳細は下記の記事をご参照ください。

【第二新卒で大手入社は無理なのか?】採用担当者歴10年が伝えたい第二新卒で大手に行く方法。

人事部に第二新卒で転職する方法はあるの?

人事部に関しては人事経験者以外厳しいです。

総務の経験者が人事転向することは可能です。

第二新卒の転職で結婚のタイミングはどうなるの

プライベート事情ですが、いつのタイミングで結婚するのかなどを考えて転職するようにしましょう。

第二新卒の末路はどうなの

役員にまで昇格している人はたくさんいます。

昔から大卒は3年で3割退職しており、20年前の時代の方で役員になっている方は結構います。

第二新卒扱いされる期間はいつまで?

第二新卒扱いされる期間は大卒で25歳以下、大学院卒で27歳以下です。

職歴1年以上3年未満の要件を満たすことが重要です。

ただし、採用担当者を約10年間ほど経験し、320社の人事採用担当者と交流してきた筆者的には実は極めてあいまいな基準だと思っています。

なぜなら、20代であればとりあえずポテンシャル採用として職歴半年でブランクが長くとも第二新卒扱いで正社員雇用する企業が結構な数あるためです。

仮に経験が3年を超えていても第二新卒枠でポテンシャル採用を受けられる可能性があるため、転職エージェントに登録して相談だけでもしてみましょう。

諦めることはないですよ。

まとめ

今回は、第二新卒の転職が甘い理由について解説しました。

特に以下の理由で甘いです。

・第二新卒の転職が甘い理由1:ポテンシャル採用

・第二新卒の転職が甘い理由2:マナーがあれば採用される

・第二新卒の転職が甘い理由3:職歴を深く問われない

甘いため転職は簡単に出来るのですが、短期職歴が増えすぎないように注意するようにしましょう。

 

 

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