【人事歴約10年が解説】第二新卒がホワイト企業を見極めるための極意3つ
「第二新卒でホワイト企業に就職したい!」
「第二新卒でホワイト企業に転職したいけれど、どうすればいいのだろうか」
と気になりませんか。
結論から言えば、第二新卒でホワイト企業に行きたい方は3つの項目を見極めましょう。
なぜなら、3つの項目さえ見極めればあとはなんとでもなるためです。
筆者はこれまで約10年間、人事を経験し、残業なしのホワイト企業から過重残業ブラック企業までを経験してきました。
この記事を読めば、第二新卒でホワイト企業に転職する方法について理解することができます。
第二新卒でホワイト企業に転職した方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。
【結論】第二新卒にとってのホワイト企業とは成長できる環境と充実した給与と福利厚生
結論から言えば、第二新卒にとってのホワイト企業とは、以下の3つを兼ね備えたところです。
・成長できる環境
・充実した給与
・福利厚生
筆者はこれまで約10年間、4社にわたって転職して人事を経験してきましたが、上記が結論である理由について解説します。
成長できる環境
第二新卒にとって重要なことは、成長できる環境があることです。
第二新卒のあなたはまだ20代で若いため、仕事を通して成長をする必要性があるためです。
具体的にはIT業界や製造業の中でも革新的な取り組みをしているところが成長できるでしょう。
第二新卒を完全に戦力扱いにせず放任しない体力のある企業が成長できます。
ただし成長産業の中にはブラック企業が存在することもあるため、以下の記事を参考にしてブラックは避けましょう。
【人事歴10年が伝える】第二新卒の求人はブラックしかないのは嘘
充実した給与
若いため給料が安いという業界は避けましょう。
なぜなら、給与が充実していなければ仕事に打ち込めないためです。
給与が高い会社を迷わず選びましょう。
残業代ではなく基本給が高い会社を選んでください。
福利厚生
会社に長く勤務したくなるような福利厚生のある会社を選んでください。
なぜなら、これから若者の不足していく社会で社員が定着できるような魅力を提供できない人事や経営者がいる会社は無能の他ならないためです。
福利厚生が充実しており、結婚や出産、病気になっても安心して就業できる会社を選びましょう。
一般的な第二新卒が考えるホワイト企業
一般的な第二新卒が考えるホワイト企業は以下ではないでしょうか。
・残業なし
・有休消化可能
・低い離職率
それぞれについて解説します。
残業なし
働き方改革の結果、残業そのものが悪という風潮になっています。
しかし、考えてみて欲しいのですが本当にやりたい仕事につけていれば、残業の有無で仕事を選ぶのでしょうか。
若くて体力があるうちに自分を試したいという方もいるはずです。
残業なしは必須条件ではないのではないでしょうか。
有休消化可能
2019年4月より、有給休暇は年に5日以上必ず取れという方針を厚生労働省が示しました。
参考:厚生労働省 年5日の年次有給休暇の確実な取得 わかりやすい解説
https://www.mhlw.go.jp/content/000463186.pdf
つまり、いまどき有休を取れない企業はブラック企業どころか国の方針に逆らう危険な企業です。
有給が取れない会社は避けましょう。
反対に有給が取れることは当たり前のことなのでそれが即座に第二新卒にとってのホワイト企業にはなりません。
低い離職率
離職率が低い企業は優良企業だと言われます。
しかし、本当に優良なホワイト企業ですか?使えない社員が吹き溜まりにしてしまっている可能性もあります。
しっかりと離職率が低い真の原因について知らなければ、あとで自分だけが頑張って他の社員は頑張らないやばい企業に就職することになります。
第二新卒がホワイト企業に転職するための極意3つ
第二新卒がホワイト企業に転職するための極意として、以下の3つがあります。
・自己分析の徹底
・企業分析の徹底
・仕事経験の棚卸
それぞれについて解説します。
自己分析の徹底
第二新卒での転職を考えている方は、必ず自己分析を徹底して下さい。
なぜなら、自己分析が曖昧なら確実に転職に失敗するためです。
自分自身がどのような仕事をして何をしたいのかを必ず確認するようにして下さい。
企業分析の徹底
転職したい企業を徹底的に分析してください。
業界や職種も、もちろん重要ですが、何よりも会社の考え方や理念に共感できるかどうかは必ず確認しましょう。
会社に入ってから価値観が合わなかったと離職することになれば最悪です。
仕事経験の棚卸
第二新卒で転職する前にいましている仕事や過去の仕事内容を精査して棚卸してください。
なぜなら、これまでの仕事経験をベースに企業選びをする必要性があるためです。
どのような仕事が得意だったのかなどをしっかり把握してください。
まとめ:第二新卒のホワイト求人探しは焦らずに!
第二新卒でホワイト求人を探すときは焦らないようにしましょう。
なぜなら、自分にとってのホワイト企業を探すのであって世間的な良い企業に入ることがゴールではないためです。
あくまでも自分に合ったホワイト企業を探すようにしましょう。
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