【地方で就職して分かった東京都の違い】人事歴10年が東京都と地方での就職を徹底比較
「地方で就職ってどうなのだろうか。地元に帰ろうか悩んでいる」
「地方で就職すると不便ではないだろうか」
と悩んでいませんか。
ほとんどの人が地方に就職したり、転職することを「不便だし嫌だ」と頓挫することになります。
一方で地方で就職した結果、地元や以前から住みたかった憧れの町で生活できることで充実した毎日を送っている人もいます。
筆者は京都市出身ですが、東京の明治大学の法学部を卒業し、新卒では東京資本の上場企業で就職しました。
しかし、途中で東京での生活に魅力を感じなくなり地元で就職して現在に至ります。
20代と30代前半の間に関して東京での生活は魅力的ですが、30代の中頃にも差し掛かると田舎過ぎず都会すぎない地方都市である京都が居心地よいですね。
この記事を読めば、地方と東京で就職するにあたってはどちらが良いのかを理解することができます。
東京と地方のどちらで就職するか迷っている方はぜひ、最後まで読んでいって下さい。
【結論】20代は東京おすすめだが、30代を超えてくると地方が楽しい
筆者は大学生から20代の終わりまで東京で仕事をしていましたが、若い20代のころは東京も楽しいですが、30代にもなって結婚などをすると地元に帰ってよかったと思います。
なぜなら、子育てなどを実家の親に手伝ってもらえることなどがあり、かなり肉体的・精神的に助かったためです。
京都市が地元であり、政令指定都市ということもあり、東京都と比べてそこまで遊ぶことに困らないということもあります。
20代のころは遊びに行くのが楽しかった東京も、いまやあんまり魅力を感じません。
・電車は満員電車
・飲食店は人であふれかえっている
・人だらけの空間が多すぎる
人混みが苦手な人にとってはあんまり東京って楽しいものでもありませんね。
地方就職のメリット
地方就職のメリットはずばり生活コストが安いことです。
特に以下のようなメリットがあります。
・家賃が安い(2LDKで家賃は6万円以下など)
・物価が安い
・電車が空いている
・空気が綺麗
・自然が豊か
基本的に東京で生活するのと比較すると、気分が楽です。
また、ド田舎ではなく地方都市である名古屋や京都、大阪などにおいてはそこまで不便さも感じません。
ちなみに京都は家賃が高いですが、名古屋や大阪はめちゃくちゃ安いです。
地方就職のデメリット
地方就職のデメリットはずばり、車がないと移動が不便なことです。
なぜなら、東京ほど私鉄や市バスが多くはないためです。
例えば東京なら2分に1回電車が来ますが、地方では2時間に一本ということもザラです。
また、地方にいけばいくほどホワイトカラー求人は少なくブルーカラー求人が増えます。
地方都市である名古屋や大阪あたりにしておけばホワイトカラー求人も出てきます。各企業の本社がありますからね。
地方の不便さを埋めているサービスはAmazon
地方では買い物が車ナシでは難しいです。
しかし、いまはAmazonなどインターネット通販が発達しています。
また、マクドナルドくらいは地方でもあります。
まぁアウトドア趣味のない人にとっては地方都市はともかくド田舎暮らしは楽しくないかもですね。
人事から新卒で地方に就職したい人へアドバイス
完全に筆者の独断と偏見ですが、地方都市で例えば名古屋のトヨタ自動車や、大阪のダイハツやサントリー、京都の任天堂や村田製作所などに就職するのであれば地方就職も良いと思います。
しかし、大企業就職か起業以外で新卒から地方に行くのはやけめておけと声を大にして言いたいです。
若いうちは東京などヒトが多く刺激を受けられる環境で仕事もプライベートも過ごし、年齢を重ねたら地方に行くのが良いでしょう。
井の中の蛙大海を知らずという言葉がありますが、地方の会社でも若手を成長させるために東京に出向させる企業はあります。
まずは大都会でもまれてからの地方就職をおすすめします。
まとめ
今回は、地方の就職について解説しました。
地方で就職するにあたっては、必ず地方で何をしたいのかを決めて就職活動をしましょう。
若いうちは東京で仕事をすることをおすすめします。
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