【採用担当者歴10年が伝えたい】フリーターから就職して正社員になるたった4つの確実な方法
「フリーターから正社員になりたいけど、どうすればいいの。ハローワークにいってもあまり役に立たなかった」
「フリーターから正社員になりたい。どこで相談すればいいんだろう」
と気になりませんか。
結論から言えば、フリーターから正社員になることは可能です。
ただし、フリーターなどの既卒に特化した転職エージェントを活用することが必須です。
フリーター向けの求人は探しにくく、転職サイトやハローワークでは見つけることが難しいからです。
また、少子高齢化の影響で20代の若者フリーターの就職需要は高くいまのうちに就職することが重要です。
筆者はこれまで約10年間、採用担当者を経験しフリーターの方たちの採用を行ってきました。
この記事を読めばフリーターから正社員になる方法について理解することができます。
フリーターから正社員になりたいという方はぜひ、最後まで読んでいってくださいね。
【重要】フリーターから正社員で就職ことすることは十二分に可能
フリーターから正社員に就職することは難しくありませんし、十二分に可能です。
理由として、フリーターには若さがあり、これから仕事をスタートさせれば経験がない分だけ成長する可能性があるためです。
実際に内閣府の労働力調査によるとフリーターから正社員への就職に成功した人はなんと35万人もいるということです。
参考:https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/ndtindex.pdf
フリーターが就職できないのは思いこみに過ぎないということですね。
フリーターの現状と未来予測
フリーターの現状としては、フリーター人口はめちゃくちゃ増えています。
フリーターの現在の人口から、予測される未来についてみていきましょう。
・フリーター人口の減少
・フリーターで一生生きていけるのか
それぞれについて解説します。
フリーター人口の減少
総務省の労働力調査によると、フリーター人口が2019年と比較して2020年は75万人減少しています。
参考:内閣府 労働力調査
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/ndtindex.pdf
少子高齢化を企業が迎えるにあたってフリーターを企業が積極的に採用した結果ですね。
筆者も正社員の若者確保のためにフリーター採用のための活動に非常に時間を割いた記憶があります。
フリーターで一生生きていけるのか
フリーターで一生生きていけるのかについてはハッキリしています。
おおむね35歳までです。
筆者は民間企業で採用担当者を10年ほど経験していますが、フリータ―人材は年齢が高くなるともっと若くて体力のある若者に職を追われる傾向にあるためです。
35歳がリミットと考えるようにしましょう。
フリーターのメリット
「いろいろ言われているけどフリーターにもメリットはあるよね」と気になりませんか。
フリーターのメリットとしては以下のメリットがあります。
・好きなシフトで働ける
・好きな仕事を選べる
・責任がない
それぞれについて解説します。
好きなシフトで働ける
フリーターは好きなシフトで働きたいときに働けるというメリットがあります。
正社員になると1日8時間労働の週に5日仕事をするのが当たり前なので好きなシフトに入ることはできないのでメリットが大きいですね。
ただ、あまり安定してお金を稼ぎにくいですね。
好きな仕事を選べる
フリーターは好きな仕事を選べるというメリットがあります。
正社員は会社に入ったら勤務地も職種も選べないため、ここはフリーターに軍配が上がります。
仕事が選べるのは大きなメリットです。
責任がない
フリーターには責任がありません。
正社員の仕事は常に成果を問われますし仕事を完遂することが求められるため、フリーターの方が気楽な側面があります。
ただ、難易度の高い仕事があまりできないのでなかなか成長できないという点は辛いですね。
フリーターのデメリット
「フリーターのデメリットはどんなところにあるの」と気になりませんか。
フリーターのデメリットとして、以下のデメリットがあります。
・安定性がないがゆえに信頼が低い
・将来が分からない
・結婚しにくい
それぞれについて解説します。
安定性がないがゆえに信頼が低い
フリーターは安定性がないがゆえに信頼が低いというデメリットがあります。
正社員は毎月一定の給与額が与えられるのに対してフリーターには雇止めのリスクが常にあるためです。
正社員は死亡する以外の場合、めったに解雇が認められないほど法的な保護がある一方でフリーターには安定性がありません。
将来が分からない
フリーターには将来が分からないというデメリットがあります。
正社員であればめったに解雇できないので「まあ何年かして係長くらいになって定年でも月給38万とボーナス150万ちょいくらいは貰えるわな」というような楽観視も出来ないのがデメリットです。
将来予測が立ちにくいのがしんどいですね。
結婚しにくい
フリーターの特徴として、結婚しにくいというデメリットがあります。
フリーターは毎月安定した給与が得られないため、結婚後の生活などを不安視されるためです。
お金を安定的に持ってこれる方が生活は確実に安定しますし、家族を安心させられます。
正社員になることで得られること
「正社員になるとどんなメリットがあるのかな」と気になりませんか。
具体的には、以下のメリットがあります。
・安定した毎月の給与
・賞与
・退職金
・社会的な信用
それぞれについて解説します。
安定した毎月の給与
正社員になると一定の給与が毎月安定して振り込まれるというメリットがあります。
生活が安定するため貯金やマイホーム購入など検討した時に実はかなり良い選択肢となってきます。
労働基準法で正社員の給料はめったなことでは下げられなくなっていますし、裁判では会社側が負けることが圧倒的に多いですね。
賞与
正社員になると賞与という臨時収入が入ります。
賞与が4か月の企業に入れば12か月働いたら16か月分の賃金を得られることになります。
賞与があるだけで一気に生活が楽になりますよ。
退職金
正社員には退職金が出る企業があります。
ない企業もありますが、かなり零細企業などのみでしょう。
退職金で老後必要な2000万円問題もなんとかなるような大企業もあります。
社会的な信用
正社員になることによって社会的な信用を得ることができます。
正社員は給与が一定なことや、真面目に勤務しているという印象を与えやすいためです。
住宅ローンなどでは正社員で勤続3年以上でないとローンを組めない銀行もあります。
「正社員が安定しているのは理解したけど、問題はどうやって正社員になるのかなんだ」と気になりませんか。
次は、フリーターから正社員に就職するために必要なことを解説します。
フリーターから正社員に就職するために重要なことはたったの4つ
「なんとか正社員になりたいけどどうしていいか分からないから悩んでいるんだよ」と思ったかも知れませんが、単純に以下のことをすれば内定は出るでしょう。
フリーターから正社員に就職するために必要なこととして、以下の4つのポイントがあります。
・入りたい企業を探す
・志望動機の完成度を上げる
・志望動機の完成度を上げる
・自己分析をこれでもかと徹底する
それぞれについて解説します。
入りたい企業を探す
正社員になりたいとフリーターの方が考えたとき「とりあえず受けられる求人あるか探すわ」とハローワークやら転職サイトやらで物色することがありますね。
悪いことではありませんが、本気で入りたい企業を探すのであればまずは業種を決めましょう。
車などに興味があれば車メーカーなどでも結構です。
まずは興味のある企業を自分の内側から探しましょう。
実際問題として入社できるかどうかはおいておいて、業界を絞れないとなかなか転職活動はうまくいきません。
絶対に入社したいと思える業界をまずは探しましょう。
志望動機の完成度を上げる
志望動機の完成度を上げるようにしましょう。
職歴のないフリーターの方は自己PRで差はつかないためです。
筆者はこれまで約10年間採用担当者を経験していますが、ぶっちゃけどれだけ仕事をしたいのかで採用は決まります。
なぜこの企業に入ってこの仕事をしたいのかをこれでもかというくらい掘り下げてください。
自己分析をこれでもかと徹底する
自己分析をこれでもかというくらい徹底しましょう。
意外と自己分析が甘い人が多いです。
自己分析がクッソ甘いと「最初はアパレルを目指していたけどなぜか野菜の商社に入ってしまって3か月で退職しちゃった」などという事態を招きます。
何度も自己分析をするようにしましょう。
転職エージェントを活用する
もう一番手っ取り早いのはフリーター向けの転職エージェントに登録してカウンセリングを受けまくることです。
転職エージェントは、
・自己分析
・志望動機作成
・書類添削
など就職を早期に決定するために必要な要素を短時間で叩きこんでくれるためです。
次は、フリーターから正社員に就職するために重要な転職エージェント活用について解説します。
フリーターから正社員に就職するために重要なのは転職エージェント活用
フリーターから正社員に就職するために重要なのは転職エージェントを活用することです。
転職エージェントは就職に必要なノウハウを短時間で叩きこんでくれるだけではなく、以下の有利な条件があるためです。
・転職エージェントで既卒向け求人ゲット
・書類選考なし求人もある
・最短で正社員になれる
それぞれについて解説します。
転職エージェントで既卒向け求人ゲット
転職エージェントには最初から規則向けの求人が出ており、ゲットしやすくなっています。
ハローワークや転職サイトだと「既卒応募歓迎」などの求人を探すことになりますがかなり時間がかかりますね。
時短のためにサクっと転職エージェント使っておきましょう。
書類選考なし求人もある
「書類が通らないから悩んでいる」という人に朗報です。
既卒向けの転職エージェントは書類選考なし求人があるからです。
面接にさえいけば自信があるという方にはとてもおすすめです。
最短で正社員になれる
転職エージェントを使えば長くて3か月以内で内定が出ることが多いです。
そもそもサポート期間がおおむね3か月となっているため、3か月以内に決着させるという転職エージェントがちょくちょくあります。
1日でも早く内定しなきゃ!と焦っている方にはおすすめです。
「転職エージェントが良いのは分かったけれど、どこを使えばいいのかな」と気になりませんか。
次は、フリーターの就職におすすめの転職エージェントを紹介します。
フリーターの就職におすすめの転職エージェント、就職支援サービス
フリーターの就職におすすめの転職エージェントとして、以下の転職エージェントがあります。
・【超絶おすすめ!】いい就職ドットコム
・ウズキャリ
・ハタラクティブ
それぞれについて解説します。
●【超絶おすすめ!】いい就職ドットコム
フリーターの就職でおすすめしたいのはいい就職ドットコムです。
筆者は採用担当者を10年経験していますが、かなりサポートが丁寧です。
フリーターから人事や生産管理などの仕事に就職した人もいますよ。
ウズキャリ
ウズキャリはフリーター向けの転職エージェントであり、営業職の就職に非常に強いという特徴を持っています。
営業職で正社員をしてバリバリ稼ぎたい、と考えている方におすすめです。
内定率は驚異の83%超となっています。
ハタラクティブ
ハタラクティブは実はIT系企業の求人を保有しているおすすめ転職エージェントです。
基本的に既卒向けの求人は営業職求人が多いですが、ハタラクティブはクリエイティブ系の求人を保有しています。
クリエイティブな仕事をしてみたい方はぜひ活用してみてくださいね。
まとめ
今回は、フリーターの正社員就職について解説しました。
特に注目して欲しいのは正社員になっているフリーターが増加傾向にあることです。
フリーターから正社員になるのは難しいことではないのでぜひトライしてみてくださいね。
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