【人事歴10年が解説】転職後１年半で退職って意外と多い理由知ってますか？

「転職１年半で退職したい。これって早いよね」

「転職後１年半が経過した。思っていた境遇とは違うな。辞めたい」

と悩んでいませんか。

実は、転職後１年半で辞める人ってとても多いです。

なぜなら、会社の業務が一巡して、２回目に入って、変化を感じられず辞めるという心境になるためです。

筆者はこれまで約10年間、人事を経験し、退職していく中途採用者を見送ってきました。

この記事を読めば、転職後１年半の間に退職していく人が多い理由について理解し、迷いなく転職活動をすることができます。

転職後１年半以内に退職したいという方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。

転職後１年半で転職はできるし、十分可能

筆者は採用担当者を約10年間経験していますが、転職後１年半で転職はできるし十分可能だと言い切れます。

なぜなら、中途採用は即戦力を採用する場であり、会社によっては短期職歴が１つある程度なら理由さえしっかりと話せれば大きな問題にならないことが多いためです。

そもそも中堅企業で社員数500名程度の企業においては、職歴が綺麗な方ばかりではありません。

多少短い期間で退職していたとしても、十分採用されますし、面接官自身が筆者のように人事を渡り歩いているというようなタイプで転職にマイナスイメージがそれほどないということも多々あります。

意外と人事部門は経験者しか採用されないということで経歴が汚れていても採用されたりしますよ。

次は、転職後１年半で退職する人が多い理由について解説します。

転職後１年半で退職する人が多い理由３選

「転職後１年半で退職する人が多い理由ってずばりなに」と気になりませんか。

実は、ほとんどが転職前のイメージと違和感があって辞めています。

よくあることであり、珍しいことではありません。

具体的には、以下のような理由です。

・転職後１年半で退職する理由１：イメージと違った

・転職後１年半で退職する理由2：求人票と待遇に相違がある

・転職後１年半で退職する理由3：早くもマンネリ化を感じている

それぞれについて解説します。

転職後１年半で退職する理由１：イメージと違った

転職後１年半で退職する理由は、ずばりイメージと違ったというものです。

なぜなら、会社は企業を良く見せようとすることばかり必死なため必ずイメージとの食い違いが出るためです。

仮に悪いイメージがあっても転職希望者に需要があるのは大企業くらいなもので、中小企業はイメージが悪いと人が集まりません。

そのため、中小企業に就職した人は過剰に良く見せようとした企業に入社してしまい、ギャップを感じて退職することになります。

転職後１年半で退職する理由2：求人票と待遇に相違がある

転職後１年半で退職する理由として、求人票と待遇に相違があるケースがあります。

待遇に違和感があれば早く辞めたいと感じることはある種、当たり前のためです。

待遇をよく確認することも大事ですがそもそもだまそうとしている企業もあります。

違和感を感じたらさっさと逃げましょう。

転職後１年半で退職する理由3：早くもマンネリ化を感じている

転職後１年半で退職する理由として、早くもマンネリ化を感じているという理由があります。

業務を１週半したところで前職と大きな違いを現職に見いだせなかったためです。

このケースでは早期に転職した方が刺激のある環境で仕事をすることができる可能性があります。

次は、転職しない方が良いケースについて解説します。

【要注意】転職後１年経過していないなら様子見しよう

転職後１年経過していないなら、様子見をするようにしましょう。

なぜなら、まだ業務を１巡出来ておらず判断材料がないためです。

出来るだけ情報を得てから決断をしましょう。

転職後１年間は辛いという人が大多数

転職後１年間は辛いという人が大多数です。

なぜなら、ただでさえ仕事に慣れていないところに中途採用者に対する特有のプレッシャーがかかるためです。

周囲は仕事の実力を様子見していますし、見張られているようで緊張します。

最初の１年は誰もが辛いため、我慢しましょう。

面接で話せる実績を必ず積む必要性があるから1年耐えよう

１年経過していない人は必ず面接で話せる実績を積むために1年仕事に耐えましょう。

なんの実績もない人材は採用されないためです。

しかも、転職後１年経過せずの超短期離職では採用担当者に敬遠されて転職活動が長期化する可能性もあります。

次は、転職後１年半退職で転職を成功させる３つのコツについて解説します。

転職後１年半退職で転職を成功させる３つのコツ

「転職後１年半退職での転職を成功させるコツってなに」と気になりませんか。

転職後１年半退職を成功させるには、短期離職だからこそ得られたことを熱く面接官に語る必要性があります。

具体的には、以下の３つがあります。

・短期職歴でこそ得られた経験を語る

・実績を伝える

・志望動機を徹底して固める

それぞれについて解説します。

転職後１年半退職で転職を成功させるコツ１：短期職歴でこそ得られた経験を語る

転職後１年半退職で転職を成功させるコツとして、短期職歴でこそ得られた経験を語るようにして下さい。

なぜなら、短いながらも出せた成果や学んだことは説得性があるためです。

次に転職したら短期離職にならぬように努力できるという姿勢も併せて語れたらなおgoodです！

転職後１年半退職で転職を成功させるコツ２：実績を伝える

転職後1年半退職で転職を成功させるコツの２つめとして、実績を伝えることが大切です。

なぜなら、短い期間で大きな成果が出せていればどこでも活躍できる人材なのではないかと期待が持てるためです。

１年半かけて頑張った企画やプロジェクトの予算や人数感、出せた成果を伝えて精一杯アピールしましょう。

転職後１年半退職で転職を成功させるコツ３：志望動機を徹底して固める

転職後１年半退職で転職を成功させるコツの３つめとして、志望動機を徹底的に固めるという方法があります。

志望動機がしっかりと考え抜かれていれば、内定を取れる確率は一気に高くなるためです。

志望動機を入念に作るためには転職エージェントを活用しましょう。

一緒に志望動機を作成してくれます。

次は、転職先探しの強い味方である転職エージェントの活用について解説します。

転職先探しの強い味方である転職エージェントを活用すれば転職は楽になる

転職活動は必ず転職エージェントを活用するようにしましょう。

転職エージェントは転職活動をフルサポートしてくれるため、非常に楽に早く転職を実現することができるためです。

具体的には、以下のようなサポートがあります。

・短期職歴をポジティブに伝える方法が分かる

・求人紹介を受けることができる

・模擬面接ができる

それぞれについて解説します。

短期職歴をポジティブに伝える方法が分かる

転職エージェントに相談することによって、短期職歴をポジティブに伝えることができます。

なぜなら、転職エージェントは採用担当者が好む文章の書き方を知っているためです。

ポジティブな退職理由を考えて伝えることが出来れば一気に選考突破率がアップします。

求人紹介を受けることができる

転職エージェントに相談することによって、自分にマッチした求人紹介を受けることが可能です。

なぜなら、転職エージェントはキャリアカウンセリングを通してどんな仕事が向いているのかなどを教えてくれるためです。

自分であれこれ悩むよりも求人を掲示してもらって転職活動を進める方がスムーズに転職活動ができます。

模擬面接ができる

転職エージェントでは模擬面接をしてもらえます。

転職の面接ではどんな言葉遣いが良いのかといった疑問から、気を付けた方が良いクセも指摘してもらえるため必ず受けておきましょう。

模擬面接を受けて転職活動に望めれば一気に内定確率が高まります。

次は、転職活動を有利にするおすすめの転職エージェントを紹介します。

おすすめの転職エージェント2選

おすすめの転職エージェントとして、以下の3つがあります。

筆者が実際に採用担当者としても、応募者としても活用したことがある転職エージェントとなっており、紳士的なところを紹介しますね。

おすすめの転職エージェントは、以下の2つです。

・いい就職ドットコム

・ハタラクティブ

それぞれについて解説します。

【超おすすめ】いい就職ドットコム

いい就職ドットコムは超おすすめの転職エージェントです。

主に20代の転職に強く、様々な職種が用意されているためです。

第二新卒に特に強く、おすすめの転職エージェントとなっています。

ハタラクティブ

ハタラクティブは80.4%の内定率を誇る若者むけ転職エージェントです。

なぜなら、ハタラクティブは未経験かつ学歴不問求人が大半となっているためです。

自分に合った仕事を探したいという方はハタラクティブを活用してみましょう。

まとめ

今回は、転職1年半で転職して良いのかについて解説しました。

特に注意してほしいことは短期離職を焦ってしないことです。

実績を十分に身に着けてから再転職することも悪い選択肢ではありません。