【人事歴10年が解説】転職が怖いのは当たり前!踏み出せば楽になる!
「転職するのが怖い。勇気がない」
「転職するのが怖い。動けない。どうすれば良いのだろうか」
と不安になっていませんか。
結論から言えば、転職が怖いという感情を持つことは当たり前です。
なぜなら、転職することによって経営者や上司、同僚が全て変わってしまうためです。
仕事の進め方に関しても会社ごとに独自のルールがあるため、また最初から覚えなおしとなります。
ただし、転職をして半年もすると転職先に適応してしまうため、結果的には仕事を辞めても死にはしないし、あんなに怖がっていたのは何だったのかという状態になります。
筆者はこれまで約10年間、人事を経験し、中途採用者の方を見守る立場を経験してきました。
また、筆者自身も3回の転職を経験しており、転職前よりも「どこにいっても仕事は出来る」ということで自信をつけることが出来るようになりました。
この記事を読めば、転職が怖くて動けない原因について知り、転職に向けて一歩踏み出す力を得ることができます。
転職が怖くて動けない、という方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。
【重要!】転職が怖いと感じるのは当たり前!心配や羞恥心を感じなくてOK
「転職が怖いと感じているのは自分だけなのかな」と不安になっていませんか。
結論から言えば、転職が怖いと思っているのはほぼ全員であり、不安でない人はいないといっても過言ではありません。
転職をするとお給料が変わるだけではなく職場環境や通勤手段などあらゆることが大きく変化します。
ですから、不安を感じるのは当たり前なんです。
心理的にいうと現状バイアスというものがあるのですが、基本的に人間はいまいる環境が変わることを極端に恐れます。
現状維持をすることに魅力を感じやすいため、転職という大きな変化に心理的に拒絶や怖さが出ることは当たり前なんですよね。
転職が怖いと感じてしまう3つの理由
「なぜ転職するのがこんなに怖いのだろうか」と気になりませんか。
実は転職するのが怖いというよりも転職の結果、起こり得ることが怖いということは良くある心理状態です。
具体的には、以下の3段階で転職が怖いと感じてしまう理由があります。
・転職活動が怖い理由1:転職活動そのものに対する恐怖
・転職活動が怖い理由2:転職がうまくいくかどうか分からないという恐怖
・転職活動が怖い理由3:転職後の環境変化が怖い
それぞれについて解説します。
転職活動が怖い理由1:転職活動そのものに対する恐怖
転職活動そのものが怖いという理由で、転職活動に踏み切れない人が多い人は新卒時代の就活を引きずっていませんか。
転職活動は商取引であり、これまでの経験やスキルに応じて転職先に労働力を少しでも高く売るというシンプルなものであり、新卒採用とは質が異なります。
新卒採用のように心無い面接をする上から目線の面接官はほぼいません。
お互い社会人であり、新卒採用時のような極端に面接官の方が上というような状態の面接にはなりません。
ただ、不安があるようなら転職エージェントで模擬面接や書類選考対策をしてもらえますので活用を検討しましょう。
転職活動が怖い理由2:転職がうまくいくかどうか分からないという恐怖
転職がうまくいくかどうか分からないという恐怖がありませんか。
転職活動がうまくいくかどうかは、準備にかかっているため、準備を万全にすれば問題ありません。
どのような受け答えをすれば内定が出るのか、職務経歴書にどのように経験をアピールすれば良いのかなど転職活動には一定のセオリーがあります。
つまり、対策をすればそれほど怖がる必要性はありません。
転職先が欲しいと思っている能力を示せれば内定が出ることがほとんどです。
また、仮に落ちたとしても実力がなかったのではなく会社と相性が悪かっただけだと考えるようにしましょう。
転職活動が怖い理由3:転職後の環境変化が怖い
転職活動が怖い理由として、転職後の環境変化が怖いというものがあります。
転職後は給料や勤務地、役職、人間関係などのポジションが大きく変わるためです。
実は転職時の面接では内定通知書に給料、勤務地、役職が記載されており先に知ることが可能です。
また、転職前に職場見学を実施している企業も存在するため、不安要素は先につぶせると考えましょう。
【人事コラム】転職するのが怖いから動けないという状態の方が実は危険
転職が怖いから動けないという人は実は少し危険です。
なぜなら、転職活動は成功を目指して行うものであり、いまより良い環境を目指すための調整となっているためです。
転職は思い切って環境を変えるという大胆な行動ではなく、人生の方向性を少し修正するだけのこと。
仕事はあくまでも生きるためにやっていることであり、転職によって全てを失うといった極端なことは起こりませんし、大企業や有名企業に転職できたからといって人生が全てうまくいくわけではありません。
つまり、過度に恐れるよりも少しだけ改善するための活動をしていると考えることが重要です。
また、転職活動の結果、いまいる職場が良い会社だと再認識出来ることもあります。
転職活動をしてみて、いまいる会社が良い会社だと感じれば転職を辞めれば良いのですよ。
大事なのは転職活動を通して他の会社を知り、外の世界を知って判断することです。
別に転職活動をしたからといって絶対に転職しなければならないというルールは全くありません。
転職活動が怖い、うつのひとが注意すべきこと
もしも現在うつなどで転職活動を考えている人は、まず、いま在籍している会社で休職を検討しましょう。
なぜなら、うつなどの状態では冷静な判断が難しいためです。
無理をして決断をするのではなく、休職をして傷病手当金を受け取りながら治すことを優先してください。
冷静な判断力のある状態で転職活動を考えましょう。
転職が怖い人がノーリスクで転職活動を進める方法3つ
「転職が怖いけど、勇気を出してやってみたい」と思った方におすすめの方法があります。
それは、以下の3つです。
・在職中に転職活動をする
・客観的なアドバイスを受ける
・転職活動期間を長めに設定する
それぞれについて解説します。
在職中に転職活動をする
在職中に転職活動をすれば、基本的にリスクは存在しません。
なぜなら、転職が決まってから辞めるようにすれば金銭的に収入が途絶えるというリスクがなくなるためです。
いまよりも良い会社に決まってから辞める、を徹底するようにしましょう。
客観的なアドバイスを受ける
転職エージェントなどの第三者から客観的なアドバイスを受ける事で視野が広くなります。
転職エージェントに相談すると無理やり転職をさせられるのかといえば、そうではありません。
なぜなら、良い転職エージェントは無理やり転職させようとはさせないためです。
残留した方が良い場合は冷静に「いまの会社にいた方がいいよ」と言ってくれます。
とりあえず相談してみると市場価値などを知れるため、恐怖心が和らぎますよ。
転職活動期間を長めに設定する
転職活動期間を長めに設定するようにしましょう。
なぜなら、転職活動期間を長めに設定することによって、冷静に求人を見る余裕を持つことが可能なためです。
転職活動期間は一般的には3か月が目安となっています。
しかし、納得のいく転職先が見つかるまで活動するということが本来の目的のため、出来れば半年以内に転職活動をすることが理想でしょう。
転職活動を有利かつ安全に進めるためにおすすめの転職エージェント3選
「転職活動を安全に進めたいため、転職エージェントを使ってみたいけど、どこがおすすめなの」と気になりませんか。
転職活動を有利かつ安全に進めるためにおすすめの転職エージェントは以下の3つです。
・いい就職ドットコム
・マイナビエージェント
・doda
それぞれについて解説します。
いい就職ドットコム
おすすめの転職エージェントとして、いい就職ドットコムがあります。
いい就職ドットコムは20代の転職に特化しており、最終面接後に1週間の有給インターンがあるため、入社前に絶対に職場環境を知りたい方におすすめです。
面倒見の良いアドバイザーが多く在籍しているため、自己否定されることも少なく活用しやすい転職エージェントです。
いい就職ドットコムの詳細説明は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
【いい就職ドットコムの評判は?】採用担当者歴10年が伝えるいい就職ドットコムの評判と口コミ
マイナビエージェント
マイナビエージェントは丁寧なキャリアカウンセリングに定評があり、若手社員から最も支持を集めている転職エージェントだと言われています。
寄り添うような丁寧なキャリアカウンセリングを実施しており、転職が怖いという方もまずは登録してみましょう。
有名なナビサイトマイナビのグループ会社です。
doda
幅広い年代におすすめの転職エージェントがdodaです。
総合大手転職エージェントであり、キャリカウンセリングは丁寧な傾向にあります。
ただし、大手のためカウンセラーの数も多く、質にはばらつきがあります。
年収アップを狙う人は交渉力の高いエージェントがいるため、活用をおすすめします。
dodaの詳細が知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
【dodaの評判は悪い?あんた損してるよ】人事歴10年が、dodaの本当の評価を教えるぜ
まとめ
今回は、転職が怖い方に向けて記事を書きました。
転職が怖いのは当たり前のため、恥ずかしいことではありません。
転職は少し変化を起こすだけのことのため、過度に恐れないようにしましょう。
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