【第二新卒の資格でおすすめ】第二新卒がとるべき資格7選を人事歴10年が徹底解説!
「第二新卒で資格を取りたいけど、どんな資格を取ればいいのか分からない」
「第二新卒で取得しておくと有利になる資格ってどんな資格が必要なの」
結論からいえば、第二新卒で資格取得しておくと有利な資格はたったの7つです。
経理に必要な簿記2級を筆頭に7つのうち1つを取得しておけば問題ないでしょう。
それだけで内定率が2倍になります。第二新卒で業務を回すのに必要な資格を持っているとそれだけで即戦力性が高まるためです。
私はこれまで約10年間、人事部で採用担当者として第二新卒の方たちの面接を担当してきました。
この記事を読めば、第二新卒で取得するべき資格を理解することができ、意中の企業へ就職することができます。
「資格を武器に少しでも有利な転職活動をしたい」と考えている第二新卒の方は、ぜひ、最後まで読んでいって下さいね。
【超重要!】第二新卒がとるべきおすすめ資格7選!
「第二新卒がとるべき資格はどんな資格なのだろうか」と気になりませんか。
以下は一覧表です。後に詳細を解説しています。
資格名 | おすすめ度 | 資格取得難易度 | マッチする業界と職種 |
簿記2級・3級 | ★★★★★ | ★★★★★ | 全業界・経理 |
TOEIC500点以上英検2級以上 | ★★ | ★★ | 全業界・海外営業 |
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト) | ★★★★★ | ★ | 全業界・事務職全般 |
宅建 | ★★★ | ★★★★★ | 不動産業界・営業職 |
CAD | ★★★★★ | ★★ | メーカー・生産技術職 |
税理士 | ★★★ | ★★★★★ | 全業界・経理財務 |
知的財産管理技能検定3級以上 | ★★ | ★ | メーカー・知財または法務 |
具体的には、以下の資格が有効です。
・第二新卒おすすめ資格1:日商簿記検定2級または日商簿記検定3級
・第二新卒おすすめ資格2:TOEIC500点以上英検2級以上
・第二新卒おすすめ資格3:MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
・第二新卒おすすめ資格4:宅建
・第二新卒おすすめ資格5:CAD
・第二新卒おすすめ資格6:税理士
・第二新卒おすすめ資格7:知的財産管理技能検定3級以上
それぞれについて解説します。
第二新卒おすすめ資格1:日商簿記検定2級または日商簿記検定3級
日商簿記検定2級または日商簿記検定3級以上は経理職になりたい場合は絶対に資格取得しておきましょう。
理由として、経理職には最低限求められる知識のためです。
特に営業職が辛くて事務職に転職したいと考えた場合、高確率で経理職の募集が多く、しかも未経験であれば簿記2級または3級以上必須となります。
もしも勉強する意思が強い場合、公共職業訓練の総務経理コースなどで4か月間にわたって開催される無料の学校があります。
独学であれば三ヵ月以上は必要になることもありますが、ぜひ、検討してみましょう。
参考:東京都産業労働局
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/kyushokusha-kunren/itaku/202011_risyoku.pdf
第二新卒おすすめ資格2:TOEIC500点以上英検2級以上
TOEIC500点以上英検2級以上は特に大手企業に就職する場合にはあれば採用されやすくなります。
大手企業は海外に支社などを持っている関係上、会社を挙げて英語教育に取り組んでいるためです。
実際に海外にいくことはあまりありませんが、社内のTOEIC大会であまりにも点数が悪ければ上司は評価を下げることになります。
出来るだけ取得しておきましょう。
第二新卒おすすめ資格3:MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
最近、どの会社でもオフィスソフトが使えない若手が急増して悩んでいます。
筆者もかつて新卒採用していた時に、パソコンが扱えない若手がいて非常に研修に苦労した記憶があるためです。
MOSでワードエクセルパワポが使えるというところは必ずアピールしておきましょう。
第二新卒おすすめ資格4:宅建
宅建はもしも不動産営業を狙っているなら必ず資格取得しておきましょう。
難易度が非常に高いですが、必ず不動産会社の一支店につき1人必要など、ないとできない業務があるためです。
不動産業界で高収入を稼ぎたいという方は持っておきましょう。
第二新卒おすすめ資格5:CAD
CADは設計図などを作ることができる資格です。
大手の製造業であれば時給は1,500円を超えることも。
第二新卒で技術系の方は、派遣社員の方たちの仕事を理解する意味でも取得しておくと仕事をお願いするときに楽になります。
持っておくと技術系の方は非常に転職しやすくなります。
第二新卒おすすめ資格6:税理士
税理士の資格は非常に難度が高く、なかなか合格できません。
しかし、持っていると上場企業の経理にいきなり主任待遇で入社できるなど非常に重宝されます。
特に財務志望者は取得できるのであれば取得するべきです。
第二新卒おすすめ資格7:知的財産管理技能検定3級以上
知的財産管理技能検定3級以上は転職時に知的財産部門を狙い場合には保有しておきましょう。
また、法務などを狙う場合も持っておくとよいでしょう。
法律の素養があると判断されやすくなるためです。
取得が楽でなんとなく法律に詳しそうという印象を面接官に与えられます。
超絶要注意!応募先の職種と関係ない資格は書かない!
絶対に注意するべきこととして、応募先の職種と関係ない資格を履歴書に記載するのはやめておきましょう。
採用担当者に【こいつ業務と関係ない資格の勉強ばっかりやって実務してないじゃないか!大丈夫なのか!?】と不安を与えるためです。
業務に関係ない資格を無節操に書くのは避けましょう。
【危険】社労士資格は無職への第一歩
社労士の資格を取得する場合、必ず総務人事を志望するか、社労士事務所を選ぶようにしましょう。
労働基準法に詳しい社員を採用したいと考える経営者は少数派のためです。
労働法を遵守しているような企業はほぼありません。
仮に頑張ってホワイト企業としてやっている企業でもなんらか軽微な労基法違反は必ずしているものです。
かえって面接不採用確立をアップさせるので、注意しましょう。
資格の勉強スタートと同時に転職エージェントで転職活動をしよう
資格の勉強スタートと同時に必ず転職エージェントで転職活動をしましょう。
理由として、まだ若い第二新卒(23歳-25歳)の年齢段階であれば、勉強中でも採用されやすくなるためです。
特に職業訓練校などに通いつつ転職活動をする場合、面接活動をしていれば公で欠席が認められます。
つまり、若いので勉強中であれば入社してから資格はとってくれたらいい、実務で伸ばすよと日本企業は考えています。
とりたい資格・業界・職種を決めたら勉強しながら転職活動をしましょう。
転職エージェントであれば面接日程や面接対策などはすべて行ってくれます。
具体的には、以下の転職エージェントがおすすめです。
・いい就職ドットコム
・ハタラクティブ
・マイナビジョブ20s
それぞれについて解説します。
【超絶おすすめ!】いい就職ドットコム
いい就職ドットコムは、非常におすすめの転職エージェントです。
筆者もかつて採用担当者として活用させていただいていました。
まず、第二新卒特化なので求人の質が高く、若者向けのエージェントではピカ1です。
迷うことなく登録をおすすめします。
詳細を知りたい方は、以下の記事を読んでみて下さいね。
【いい就職ドットコムの評判は?】採用担当者歴10年が伝えるいい就職ドットコムの評判と口コミ
ハタラクティブ
ハタラクティブは非常におすすめの転職エージェントです。
未経験者前提のサービスなので、門前払いがありません。
絶対に登録しましょう。
マイナビジョブ20s
マイナビジョブ20sは大手マイナビ傘下企業です。
20代向けの求人に特化しています。
ぜひ、活用しましょう。
第二新卒にも強みがあります。
超絶まとめ!
資格とりつつ第二新卒は転職活動しよう!
以上
最近のコメント